ただいま!  もうすぐ全員がお家へ着く頃です。
総勢80名のキャンプは、無事に終わりました。
みんな、ヘトヘトに疲れて、汗びっしょりの3日間でしたが、
笑顔でお別れできました!
いえ、泣いていたのは・・ 大学生達です。
お別れの前日の夜から、大学生達は涙がとまりません。
涙と汗と、いっぱいの笑顔と、今年の夏のイングリッシュキャンプをご覧下さい!
【 1日目 8月8日 】
2台のバスが到着すると、スタッフに、ピリッとした空気が流れます。
今日を迎えるまでに、たくさんのミーティングを重ねてきました。
“Welcome to Super Kids English Camp!!”
1日目は、 まず、チームビルディング! 自分達のチームが結束するための
大事なアイスブレーキングです。  最初から英語です! ぜんぶ英語!?
そして、buddy! どこにいても、どんな時も、 リーダーから buddy!! の声が
かかると、自分の相手と一緒に並びます。  
そのスピードたるや、すごい速さです。   安全を確認するためにもこのbuddyは
絶対の存在になります。
いい空気だね、きれいな緑だね。
みんなで一緒に、ネイチャーウォーク、天文台、温泉、そしてたのしいご飯。



お天気に恵まれて、そして森の中のマイナスイオンをたっぷりあびて、
みんなでいっしょに食べるご飯はおいしい。
食卓にのぼった、とれたてのとうもろこしは、みんなでむきました。
甘いし、いい香りです。  美味しかったね!
【 2日目 8月9日 】
両親と離れて過ごす夜は、2通り。
疲れきってぐっすり寝入ってしまうか、 寂しくなってお家が恋しいか・・
大学生のサブリーダー達は、担当の子供たちの傍を離れられません。
それでも、眠い目をこすって、朝は元気に、 ”Good morning!”
エクササイズをしたら、食事をして、さっそくうどん作り!
自分達の手でうどんを作ります。
もちろん、英語で!  小麦粉は? 塩は? 水は?
練るって英語でなんて言うんだっけ? 

地元でとれた小麦粉 「地粉」でつくったうどんは、こしがあってちょっぴり黒い。
それをもって、さぁ、森へ出発です! 
森の中で、食べたうどんや、もぎたてのきゅうり、トマト、
そして鉄板で焼いたフランクフルトをほおばります。

森の中でゲームです。 チームの結束力は益々強くなり、
もう英語に抵抗感はまったくありません!
汗をたっぷりかいたあとは、温泉につかって気持ちいい~~♪
そして夜はふけていきます。 もう2日目の夜。
毎日、寝る前には、「ふりかえり」をします。
そして、「あしあと手帳」に思い出をきざみます。
夏の思い出や、外国人の先生達と話したこと、英語でうどん、、、
どのチームも、みんなすっかりなかよしです。


そして、静かにおごそかに夜が・・・
散歩から帰ってきたら、全員で輪をつくります。
そう、キャンドルファイアの時間になりました。
火の神と女神が登場して、みんなに「幸せ」と「平和」の灯を、シェアします。
何もしゃべらず、静かに、しずかに・・・

みんなで歌う、キャンプのテーマソングは、手話と英語で。
祈りをこめてふきけした炎は、夜空のかなたに
みんなの友情の気持ちとともに飛んでいきます。
Good night! Sleep tight!
もう誰も泣きません。 すやすやと眠る子供たちの寝顔をみて、
リーダー達もやっと休むことができます。
大学生達を囲んでの「ふりかえり」 これもとても大切なひとこま。
昨日泣いていた子は、今日はいっぱい笑って友達ができた。
ごはんをいっぱいおかわりできた。
温泉が気持ちよくてもっとずっと入っていたかった。
子供たちのおわりのないコメントの裏に、
じゃがいも100個むいた学生や、温泉から安心して出るまで外で見守る学生たち。
ユニフォームの汗を少しでもと、洗たくを夜中までするリーダー。
いつしか、大学生達の瞳からは、涙があふれます。
ほんとに、ほんとに、みんなすごい!
【 3日目  8月10日】
朝6時。 みんな元気に、 ”Good morning! ”
この3日間に聞いたり話した英語はすごい量です。
食事の時に、並んで自分のほしいものをもらう英語なんて
すらすら言えるようになりました。
“May I have some bread, please?”
おかわりだって、どんどん英語で。
お家に帰っても覚えていてくれるかな。
貴重な留学体験だね。 
外でいっぱい遊んだら、 静かな木陰で最後のふりかえりをします。
「ふりかえり」 1日目から毎日、お別れまでを、みんなひとつずつ思い出して
発表しあいます。  友達になった人たち、 体験した活動、
自分あてのはがきも書いて、 そして 最後はみんなのサイン!
全員、こんなTシャツを着て帰りましたよ。
お家の人たち、驚かないでね!



お父さん、お母さん、決して、ラクガキではありません! 笑
楽しい思い出と、 みんなの気持ちのこもった Tシャツと、
二度と来ない、2010年のみんなの夏は、
決して、消えることはありません。
最後にまぶしい青空の下でとった写真は、
みんなのたからもの。

2010年、夏。   ぐんまの高山村での3日間。
みんなともだち。 きっと忘れない。
  「 ここに来れば、 仲間がいる。」
素晴らしいキャンプでした。
すごいエネルギーでした。
リーダーも、サブリーダー(大学生)も、運営ボランティアも、すべての
スタッフがすばらしい3日間を、子供たちと過ごすことができました。
ありがとう、みんな。  Thank you very much !!
See you again in Gumma!!!