ものつくり研究所の夏休みミッション、それは図工の宿題。
用意されたのは、これ。

卵の殻をアクリル絵の具で彩色したもの。
研究員たちがまず取り掛かったのは、
お菓子の空き箱に紙粘土でベースを作ること。

これがなかなか思ったようにいかず、手ごわい。
研究員たちは、粘土を薄くのばして貼りつける技術を身につけた。
次はモザイクの製作。

丁寧に卵の殻を砕きながら、ボンドで貼っていく。
根気との勝負、研究員たちは黙々と立ち向かう。
はじめはうまくいかなかった作業もすぐに要領を得て、
ボンドの量の調節や、効率的な貼り方の開発を行っている。

いつもは賑やかな研究所もこの日は静か。
卵の殻・折り紙・ハギレを自由に使って
それぞれの作品を仕上げる。
つくりながらどんどんイメージがひろがって、
あれこれと楽しそうに作業が進んでいくのであった。
そして出来上がったのが、こちら。

研究員たちのワクワクがいっぱい貼り付けられた貯金箱。
ミッションを無事にクリアした研究員たちは、
作品をうれしそうに持ち帰った。
お迎えにきたおうちの方たちもうれしそうだった。
夏休みが終わり、ものつくり研究所はまた新たなミッションに取り組んでいる。
                       (以上、ものつくり研究所からのレポートでした)