元気に朝のエクササイズを終了すると、赤城の職員の方から
「新聞に載っていましたね」と声をかけられ、食堂でみんなで新聞を回し読み。
朝食後は自分たちが使った場所は自分でお掃除。
部屋、廊下、階段、トイレ・洗面所もみんなで協力して掃除です。
さあ、これから3日間の「ふりかえり」。
この3日間、みんなは何をしましたか?
何が楽しかったですか?どうしてそう思うのかな?
みんなが頑張れたことは何かな?
お友達と協力できたことは何かな?etc.
グループごとにそれぞれの想いをシェアします。
グループの間を歩き回るといろいろな声が聞こえてきます。
「トリビアがおもしろかった」
「雪で遊べてよかった」
「雪を溶かして色をつけた」
「英語を話せた」
「新しい友達ができた」
「うどん作りは大変だったけど、初めて作れて楽しかった」
「クイズは緊張したけど、発表できた」
「ご飯をいっぱい食べられた」
「カウンセラーといっぱい遊んだ」
「絶滅しそうな動物のは、何か大変だ」
「ろうそくをみんなでつけて、きれいだった」
3日間の体験が、みんなの気持ちの中でどんなふうに
熟成されていくのだろう。
実は学生ボランティアの中に、小学生の頃、違うプログラムではあるけれども
イングリッシュキャンプに参加をしていた学生がいました。
彼女の中で、忘れられない想い。
そして今は、お世話する側として子どもたちに接している。
あの頃、学生ボランティアにしてもらったように。
3日間で子どもたちが変わる。
初日とは明らかに違って、たくましくなっている。
学生ボランティアも変わる。
教科書に載っていない、子どもたちへの接し方。
声のかけ方、出し方。
帰りのバスの見送りでは、元気よくお別れできる子や、泣きそうな子。
暑いね~といいながら顔を拭く男の子。もっとも汗が出ているのは目かららしいけど。
少しでも子どもたちが英語が楽しい、使えた、という自信を持てる
お手伝いを続けていけたら、とつくづく思う。
また夏のキャンプでみんなに会いたいね!