いよいよ、3日目。
みんなの疲れもピークになるも、朝食はしっかりたいらげた。
みんな元気。 みんないっぱい自然を感じて帰り道。
尾瀬にしかない植物。
尾瀬にしか見られない景色。
テレビゲームもない。
携帯電話もつながらない。
あるのは、自然の音と、香り、光と影。
そして、見たこともない緑のシャワーと、 心地よい風。


君たちは、何をみつめているの?
自然の宝庫で、何をみつけた?
テレビで見たものじゃない。
インターネットで学んだことでもない。
君たちが自分の足で歩いた尾瀬と、
君たちが出会った植物や動物たちは、
地球を守りながら生きている。
未来の地球は、君たちが守っていくんだね。
帰り道もいっぱいいっぱい歩いて
ヘトヘトだったけれど、
お弁当のおにぎりをほおばって、
笑いながら話す。
ふりかえりには、たくさんのコメントがあったね。
バスの運転手さんに待ってもらっても
まだお話が終わらない。
そして、慌てて乗り込もうとした君たちは、
荷物を置いていきそうになったね。
たくさんの思い出と、友達のことを、
家に帰ったらお父さんやお母さんに話してあげようか。
バスが見えなくなるまで、手を振って送った。
私たちが見えなくなるまで、手を振っていた君たち。
また会おうね!  尾瀬はずっと待っているよ。