秋晴れの中、毎年恒例の『親子ろんご教室』が
史跡足利学校・書院にて開催されました。
書院は、足利学校の校長先生である「庠主(しょうしゅ)」のお部屋でした。
ここは普段非公開となっているため、
はじめて入った方も多いのではないでしょうか。

今日の講師は、
足利学校論語素読運営委員会委員長 須永美知夫先生です。

素読の講座ではありますが、
須永先生が簡単に意味を説明してくださいました。
みんな真剣に聞いています。

保護者様のご参加もたくさんあり、
子どもたちといっしょにたのしくお話を聞かせていただきました。
そのあと、素読クラスの子どもたちが暗唱を披露しました。


みんな元気に大きな声で、とっても上手に暗唱できました。

最後に、須永先生から『中庸』のお話を聞き、
みんなで「宥坐の器」にお水を注いで、「ちょうどいい加減」を体験しました。
参加された保護者様からは、
子どもたちが論語を暗唱する姿や、
史跡内での本格的な学びの体験などに
よろこびのご感想をいただきました。
すばらしい講話をいただきました須永先生
会場をご用意くださった足利学校の職員の皆様
お忙しいところご参加くださいました保護者様
そして立派に暗唱した子どもたち、
すてきな秋の一日をありがとうございました。

お庭の紅葉、あと1週間は見ごろです。
ぜひ足利学校にも足をはこんでみてくださいね。