2017129日(土)共愛学園小学校にて「家族で、地域で学ぶ!子供を守るとっさの手当て」講習会を開催いたしました。この講習会は「H29年度群馬県地域密着型子どもの救急啓発事業」の委託事業としてNPO教育支援協会北関東が主催したもので、講師として前橋赤十字病院の小児科の先生をお招きし、子育て中の方、子育てを支援している方、地域住民の方などを対象に、子どもの急病時の対応方法や地域の小児医療について学んでいただきました。

 

「夜10時、子どもが寒そうにしています。熱を測ったら高熱でした。何度以上だったら受診しますか?」

 

先生の講演はこんな質問から始まりました。参加者の中には、小さいお子さんを持つ保護者の方やそのご家族をはじめ、保育施設などで看護師をされている方など様々な立場の方がいらっしゃり、皆さんメモをとりながら真剣な表情で講演を聞いていました。講演が終了した後は、参加者から講師の先生への質問が相次ぎ、2時間の講習会はとても有意義な時間となったのではないかと感じました。

 

さて、質問の答えです。

「発熱だけで夜間の受診は不要(ただし、生後3ヶ月未満の場合は例外)」

だそうです。熱が出ているときはまずは見守る人の「愛」が大切です。もちろん、平日になったらかかりつけ医のもとへ行きましょう。不安な時は休日・夜間小児救急電話相談「#8000」なども利用してお子さんを見守りましょう。

「子ども達は未来の希望。子育てぐんまがんばりましょう」と会は締めくくられました。

 

また次回、子育てに関する会を開催することがありましたら、皆さまのご参加をお待ちしております!

30名の方がご参加くださいました

県から配布された講習テキスト