メールやLINEなど、自分の「今」を伝えるツールはたくさんあります。
だけど、まだまだ手紙の役割は大切だと思うんです。
手紙を書いて、切手を貼って、ポストに投函する。
こんな当たり前のことですが、
じつは近頃、経験したことがないという子が多いんです。


年賀状だって、パソコンで印刷しちゃうので、
正しい宛名の書き方なんて、もしかしたら大人になるまで、
いや、大人になっても知らないままかもしれない。
必要なければ、知らなくていいの?
いいえ。
知識はいつか自分のためになる。
こういった「一般常識」を身に付ける機会、学校や家庭ではなかなか持てないものです。


2月のものつくり研究所の課題は、その「お手紙を出す」ということ。

ハガキを書いて、宛名を書いて、切手を貼って。
はじめて手紙を自分で出す子が大半です。
ハガキの上のほうにあるしかくには、何を書くか知ってる?
しーん。 「電話番号?」
しーん。 「住所の番号でしょ?」
そうそう。郵便番号っていうんだよ。
しーん。 「郵便番号って、なに?」
最初の3つの数字で市町村がわかるんだよ。あとの4つの数字で細かい場所を特定するんだよ。
この7つの数字を機械で読み取って、すばやく配達できるようになってるんだよ。
しーん。 「へ~!!!」

郵便番号と、住所、宛名、差出人住所と名前、書く位置に気を付けながら、真剣に丁寧に書きました。
切手を貼って、もれがないか確認してから、みんなでポストまで歩いていきました。

月曜日には届くかな~。
ところで、みんながどんなハガキを書いたのかというと。


墨と絵の具をつかって、はがきに絵を描く「絵手紙」。
素材を観察しながら、筆で丁寧に描きました。
コメントも味があってステキです。
「ものつくり研究所」は
アトリエじゃない、
学校でもない、
「結果じゃなく、なにをどんなふうにすすめたか」
を大事にするプログラムです。
ものつくりをとおして、いろんな知恵と知識を身に付けます。

3月は立体の制作ですよ。
なにができるか、おたのしみに♪

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